今週の健康法
食育とは
近年、よく聞かれる言葉として【食育】がありますが具体的に調べてみました。
法整備も含めた一連の流れの根底にあるのは、戦後の食生活の変化と食生活の変化から生み出される様々な疾病でしょう。
また狂牛病問題や遺伝子組換え食品、賞味期限など偽装表示問題など食を取り巻く環境の変化も食育の必要性に拍車をかけました。
【食育】という言葉は意外に古く、明治31年に生み出されているそうです(下記参照)。そこに記されていることで子供に対しては、他のどのような教育よりも【食育】が大切だと説いています。
確かに食べるという行為は、命を維持する上で欠かせないものであり、本能的な行為でもあることから、【食べる】ということを通じて【教育】を授けることは、最も教育しやすく、さらに食べることだけでなく、道徳や社会的マナーに通じる家庭の中のしつけを学ばせる良い機会なのでしょう。
ジャンクフードばかりを食べて、味覚障害になっている若者や家庭で調理をしない方も増えています。
【食べる】ことは、もっとも家庭の文化を継承してしまう要素のひとつです。親が料理上手であったり、食べることに注意を払っている家庭に育つと知らず知らずのうちに子供も食べることや食に関する事柄に注意を払うようになります。
あなたの家庭では、いかがでしょうか?
以下は、各サイトからの抜粋記事です。
食育とは、国民一人一人が、生涯を通じた健全な食生活の実現、食文化の継承、健康の確保等が図れるよう、自らの食について考える習慣や食に関する様々な知識と食を選択する判断力を楽しく身に付けるための学習等の取組みを指します。
(1)戦後の食生活の変遷
我が国の食生活は、伝統的に主食であるご飯を中心に、魚や野菜、大豆から作る豆腐や納豆などの副食の中心とするものでした。
第二次大戦後、経済成長を含む我が国の社会情勢の変化を背景に畜産物や油脂などの摂取が増加し、昭和50年ごろには、カロリー摂取量がほぼ満足すべき基準に達しており、たんぱく質、脂肪、炭水化物のエネルギー比率のバランスがとれているなど、いわゆる「日本型食生活」ともいうべき理想的な食生活を達成していました。
しかしながら、その後も脂質の消費が引き続き増加したことに加え、米の消費が減少し続けたことにより、脂質のとりすぎと炭水化物の摂取量の減少が顕著になっているほか、不規則な食事の形態に代表されるような食生活の乱れが生じてきています。
このような偏った食生活もあり、肥満や糖尿病等が若い世代の人たちに及ぶようになり、心臓病、脳卒中、がんといった従来の「成人病」を「生活習慣病」と言い替えるようになる事態となりました。健康のまま寿命を延ばすためにも、また、今後ますます増大すると見込まれる医療費を抑制することにもつながるため、食生活の改善が重要となっています。
(2)食生活が変化してきた主な理由
パン食の普及により、簡単に準備できるパン食を朝食として取り入れるようになったこと。
塾通いやテレビの深夜番組などの影響により夜遅くまで起きているようになった結果、朝は食事をとらなかったり、朝食の内容が不十分になったこと。
残業や子どもの塾通いなど家族のライフスタイルの変化の一方で、コンビニエンス・ストア等の普及により、24時間いつでも自分の食べたい時に、自分の好きな食べ物だけ食べられるようになったことなどにより、家族で食事をする機会が減少し個食や孤食が増加してきたこと。
(3)さらに、食育が必要となってきた原因のもう一つに、昨今のBSEや食品の表示といった問題に端を発した、食の安全・安心があります。
(4)加えて、人々のライフスタイルが多様になり、食生活も豊かになっている中で40%という低い食料自給率を向上させるという課題もあります。
(5)このように、私たちの食には、様々な問題がありますが、これらは、行政や産業側が努力するだけで解決できるものではありません。
(6)このため、国民自らが「食」について考え、判断する力をつけるための「食育」が必要となっているのです。
食育の必要性
○食生活の改善に向けては、「食生活指針の推進について」(平成12年3月閣議決定)に基づき、関係省が連携し、国民各層に対
する食生活改善のための普及・啓発活動を推進してきたところ。
○しかしながら、フードチェーンの多様化・複雑化や家庭等における食の教育力の低下など環境変化の中で、国民個々の自主的な
努力に委ねるだけでは健全な食生活の実現が望めない状況。
○このため、国民一人一人が自らの「食」について考える習慣を身につけ、生涯を通じて健全で安心な食生活を実現することがで
きるよう、食品の安全性、食事と疾病との関係、食品の栄養特性やその組み合わせ方、食文化、地域固有の食材等を適切に理解す
るために必要な全国的な情報提供活動や地域における実践活動等を行う「食育」を推進していくことが重要。
食育基本法
○国民が生涯にわたって健全な心身を培い豊かな人間性を育むことができるよう、食育に関する施策を総合的かつ計画的に進める
ことを目的として、17年7月「食育基本法」が施行。
○食育基本法に基づき、食育推進会議の下、食育の推進に関する施策の基本的な方針等を示した「食育推進基本計画」が18年3
に作成。今後は関係府省が一層連携して、食育推進基本計画に基づき食育を国民運動として推進。
食育[参考]
「食育」という言葉は、明治31年(1898年)石塚左玄が「通俗食物養生法」というほんの中で「今日、学童を持つ人は、体育も智育も才育もすべて食育にあると認識すべき。」と、明治36年(1903年)には報知新聞編集長であった村井弦斎が、連載していた人気小説「食道楽」の中だ「小児には徳育よりも、智育よりも、体育よりも、食育がさき。体育、徳育の根元も食育にある。」と記述しています。最近、「食育」という言葉が改めて広く聞かれるようになりましたが、そのルーツは大変古い物です。
- 食育・食生活指針の情報センター e-syokuiku.com
- allabout【今、なぜ食育なのか?そして食育とは何か?】
- 食事バランスガイド
- 食育って子供だけの話しと思っていました…。
- 農林水産省【なぜなに食育】
- 財団法人に本食生活協会【親子で食育】
- ウィキペディア【食育】
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