今週の健康法

五月病って何?

大学に入りたての学生に5月頃に見られる症状として、 一般に知られるようになった「五月病」。 近年では、学生の五月病だけでなく新社会人に対して 用いられることのほうが多くなっているようです。 新社会人の場合は、新人研修などが終わり、 実際に働き始めた6月頃に症状が出ることが多いため、新五月病ではなく 「六月病」と呼ばれることもあります。

しかし、五月病にせよ六月病にせよ、どちらも実は医学用語ではありません。 医学的には、五月病・六月病は「適応障害」と診断されます。 新しい生活に夢中でいる間は良いのですが、ひと段落する5月・6月頃になると、 知らずに蓄積されていた心身の疲れが出たり、新しい環境や 人間関係についていけないことが大きなストレスにつながり、 やる気が出ないなどの症状に現れます。

さらに五月病・六月病と呼ばれる症状は、5月・6月だけに限った話でも ない。 人によっては夏休みのあとに出ることもあるし、 さらに転職や職場環境の変化によっても現れます。 「五月病・六月病なんて関係ない!」と言わず、 部下や人付き合いのためにも知識ぐらいは得ておきたいものですね。

五月病・六月病の主な原因

●初めての一人暮らしや時間の使い方の変化など、新しい環境についていけない
●新しい人間関係が思うようにいかない
●入試・入社といった大きな目標を達成した解放感
●大きな目標を達成したことにより、次の目標を見失ったり、混乱したりする
●想像していた新生活と現実のギャップについていけない

「かかったかな?」と思ったら「良いチャンス」と思ってみては?

「やる気が出ない」「食欲がない」。
もしかして、五月病・六月病かなと思ったら、まずは自分を誉めてあげましょう!
新しい環境や人間関係にしっかり向き合っている結果なのだから。
そして、けっして焦らない、考え過ぎない、悲観しないことです。 自分のペースで新しい環境に慣れていくことを自分に言い聞かせましょう。
仕事だって最初からパーフェクトにできる人はいません。 「失敗は成功の母」「明日があるさ」的な気持ちで気長にかまえることです。
五月病・六月病は、自分を見つめ直す良いキッカケです。
例えば「やる気が出ない」のなら、自分が感じているストレスは何だろう?と 考えてみるとか。
希望の会社に入って目標を見失った気がするなら、 「明日から週に一冊は本を読む」といった小さな目標からトライしてみるとか。
新しい生活を自分らしく過ごしていくために、ライフスタイルや価値観、 将来のことをもう一度ゆっくり考え直す機会にしてはいかがでしょう。 そこには、新しいあなたの姿があるかもしれません。

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