大学・大学院

2007年ショック 大学倒産時代がやってくる!?

入りたい人が全員大学に入れるという「全入」が、どうしてそんなに問題なのでしょうか。実は「全入」は数字上のことであって、現実には有名大学に人気が集中し、人気の低い大学では、定員割れやそれに伴う大学同士の統合、あるいは最悪だと先ほど想像したように大学の破綻が増えると考えられるのです。

新設校や短大はすでに経営が厳しく、日本私立大学振興・共済事業団によると、2003年度で、私立大学は28%、短大で45%が定員割れに陥っていると報道されていました。国立大学も例外ではなく、大学や学部によっては定員割れが現れ始めています。

大学破綻で学生はどうなる?

大学が倒産した場合、在籍生はどうなるのでしょうか。親としては気になりますね。この点、まだ破綻した大学はないので何ともいえないところはあります。東北文化学園大学は民事再生法の適用を受けていますが、破綻してはいません。今も大学は授業を続けています。

大学が学生の転学など手を打ってからつぶれたときは転学先の学生としての身分が保証されるのではないでしょうか。そうではなく、突然、破綻してしまった場合は、学生がただ放り出され、「無職」となってしまう可能性もないとはいえません。それをサポートする国の制度などは何もありません。

この『2007年ショック』による一般家庭への影響を、大胆にも予想してみましょう。あくまでもガイド豊田の私見にすぎませんので、外れても責めないでくださいね。

・どこの大学でもいいと考えるなら受験の準備がいらない!?
学習塾や予備校などにかかる費用もバカにならないのですが、その投資を抑えることができる(かも?)。ただし、授業に付いていけるだけの最低限の理解力がないと、卒業は厳しい可能性があり、やっぱり学力は必要。

・反面、「入りやすい大学」を選ぶと倒産のリスクもアップ!?
試験を受ければ入れる、といった大学では、定員割れなどが起こっている可能性もあると言えます。安易な道を選ぶと、母校が消えたり、入学時と卒業時で大学名が異なる・・・といった経験をすることにもなりかねない!?

・入りやすいけれど、出にくくなる!?
全入によって全般に入りやすくなるのではないかと思われますが、単位取得に関しては厳しくなる傾向がさらに強まり、「出にくく」なると想像されます。大学にしても、残って学費を余分に支払ってもらった方がありがたいでしょうし。やっぱり留年しない学力は必要!

・大学も経営内容を見て決める時代に
大学選びの際、就職率やキャンパス設備の充実度、人気などとともに、今後は経営内容も必須のチェックポイントとなる。そうした情報開示も重要視されていく。これは間違いないでしょう!

はたして、実際にはどのような変化が訪れるでしょう? お子さんの大学進学を考えている方は、今後ともニュースなどをチェックしていきましょう。

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