今週の仕事

派遣で働く

テレビの影響で一気に「派遣社員」という制度に注目が集まっています。 背景には、格差社会の拡大など、あまり嬉しくないキーワードも並んでいるようです。

派遣社員とは、個人(派遣社員)と代理店が契約し、依頼企業が代理店と契約し、個人(派遣社員)が依頼企業へ行き、働くものです。 主に3ヶ月から半年あるいは1年単位で働くシステムとなっているようです。

働きたい期間だけ働けて便利?

このシステムを利用する依頼企業や提供する代理店・人材派遣会社は 「価値観が多様化した現代において、働きたい期間だけ働ける便利な制度だ」と言います。

はたしてそうでしょうか?

クビが切りやすい制度

長らくバブル崩壊の影響を受けた日本企業は、リストラを続け、正社員を減らす一方でパートやアルバイト雇用を増やすことで人件費を抑制してきました。 しかし雇用制度が変わり、パートやアルバイトといえども簡単にクビが切れなくなり、経営リスクを抱えることになりました。

そこで登場したのが派遣社員です。欲しい期間だけ雇い、後は契約延長するかしないかは、派遣社員も依頼企業にとっても自由なのです。

こう記すといかにも対等な関係のようですが、実は違います。現実の現場では、まだまだ働きたい派遣社員が簡単に契約延長を断られ、ていよくクビになっているのです。

しかも、しかも・・・

実際の現場では、セクシャルハラスメントやパワーハラスメントがあったり、なによりも 40歳を過ぎると実質的には、仕事がなくなってしまいます。

人によっては、夜中に牛乳配達をし、昼間はスーパーでレジ打ちをするといった人もいます。 決して、沢山稼ぐために二つの仕事を選んでいるわけではなく、両方をしても月に15万円程度にしかならないのが現状なのです。

目標を持って、若いうちだけにする

もし派遣社員という働き方を選択する場合は、「目標を持って働く」「期限を切り、その後は就職する、あるいは独立する」ぐらいの 計画性を持って働かなければ、流されてしまい、企業にいいように使われるだけです。

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