今週の小旅行

二百十日と台風シーズン

台風襲来の目安となる二百十日が暦に載るようになったのは1684年の貞享暦が最初と言われます。
農作物の収穫や漁業の安全を事前に知らせることがその目的でした。
二百十日は、雑節の一つで、立春(2月4日)から数えて210日目のこと。
毎年9月1日前後。八朔(旧暦8月1日)や二百二十日とともに、農家の三大厄日とされています。

ところで台風の名前の由来をご存知ですか。
古くは野の草を吹いて分けるところから、野分(のわき、のわけ)といい、枕草子などにその表現を見ることが出来ます。
その後、明治時代頃から颶風(ぐふう)と呼ばれるようになりました。

ギリシャ神話に登場する巨大な怪物に由来する「typhoon」、アラビア語で嵐を意味する「tufan」、英語の「typhoon」から現在の台風になったといわれます。

アメリカでの台風の命名は映画俳優(男女)の名前がつけられます。
そのため日本でも敗戦直後の米軍占領中には「カトリーン台風」、「ジェーン台風」と命名されていました

例年なら、8月は1年で最も台風の到来が多い頃、年初から9月4日まで日本に上陸した台風はありません。
台風の上陸回数が年間を通じてゼロだった2000年以来のこと。しかし台風が無い訳ではありません。

すでに今年に入って計12の台風が発生していますが、日本に来なかった。
その代りか、各地で天気の急変による水害が目立ちます。
「ゲリラ豪雨」と呼ばれる突然の局地的な雨が都市部の街路や河川に水をあふれさせ、時には人命が奪われました。

何かおかしい、異変の前触れのような夏ですね。

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